授業と校務を変えるMac・iPad活用の実践知を共有。先生をつなぐコミュ ニティイベント「Teacher's Summit 2026」を開催!

先生同士をつなぐコミュニティイベント「Teacher's Summit 2026」が、2026年7月28日(火)に東京・虎ノ門で、2026年8月4日(火)に初となる大阪で開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回は、東京・大阪合わせて計5校の先生が登壇。生徒の学習や校務にMacを導入した事例や、生徒一人一台のiPadを活用した授業実践など、先進的にICT活用に取り組まれる先生方のリアルな経験と学びが語られました。
当日の様子をレポートします。
目次
Tooが目指す学びの支援
本イベントを主催する株式会社Tooは、「生徒一人ひとりにクリエイティビティを」というビジョンを掲げ、教員の校務負担を軽減するとともに、生徒の学習能力と創造性を最大限に発揮するための環境づくりをサポートをしています。
特に、1985年から40年以上にわたってAppleデバイスを取り扱っており、正規販売店として教育現場におけるデバイスの導入・運用・管理・保守・活用を総合的に支援しています。
Teacher’s Summitは、2023年より開催しているコミュニティイベントです。クリエイティブな学びを支えるパートナーとして、先生同士で現場のリアルな知見を共有しながら、ICTを活用したこれからの教育と働き方を一緒に考える機会を提供しています。
5校の実践から見えてきた、Mac・iPad活用の3つのポイント
学校のICT環境整備では、デバイスを導入すること自体がゴールではありません。
「どんな学びを実現したいか」「どのように導入を進めるか」「導入後にどう活用するか」。
5校の事例から、共通する3つのポイントが見えてきました。
セッションに登壇された5校6名の先生方
※各セッションの詳細レポートは後日公開予定です。
1.「どんな学びを実現したいか」を最初に考える
生徒用デバイスでは、「何を導入するか」よりも「デバイスを使って生徒に何をしてほしいのか」を明確にすることが重要です。育てたい力や実現したい学びから逆算することで、導入後の活用にもつながります。
静岡サレジオ高等学校では、英語とテクノロジーを武器に世界とつながり、未来を切り開く力を育てるグローバルスタディーズクラスの学習環境としてMacBook Airを採用。
導入後は、生徒のデバイスへの愛着や学習意欲の向上に加え、WebデザインやAI活用へと学びが広がっています。
兵庫県立東播磨高等学校では、当初のWindows PC案から、約1年間の議論を経てiPadを採用。
「デバイスで生徒に何をしてほしいのか」を起点に、教員が生徒目線でiPadを使ってみる体験会も実施しました。
京都産業大学附属中学校・高等学校では、2024年に全校iPadへ統一。
現場で生じていた「愛着の欠如」や「アプリケーションの動作不良」などの課題を踏まえ、「学校生活を支える補助機器」という新たなデバイス方針を策定し、iPadを採用しました。
2.現場の声を拾い、段階的に変える
校務Macの導入では、新しい機器への心理的な抵抗や、仕事の進め方が変わることへの不安が壁になります。現場の声を聞き、体験や研修の機会をつくることが、変化を支えます。
学校法人アミークス国際学園では、生徒と教員の学びの親和性を高めるため、2025年に教員用デバイスをWindows PCからMacへ移行。
入念な目的の共有や段階的な移行、研修などを通じて、教員の不安を軽減しました。
城南学園小学校では、子どもたちへの1人1台iPad環境に続き、2026年7月から全教員にMacBook Neoを導入。
約1年をかけて先生たちの困りごとや要望を聞き、先生同士が助け合いながら小さな成功体験を積み重ねられる環境を整えました。
3.運用・文化まで含めた「環境」をアップデートする
ICT環境は、デバイスを導入した時点が完成ではありません。実際の利用で生じる課題や気づきをもとに、授業、校務、管理体制まで継続的にアップデートすることが重要です。
京都産業大学附属中学校・高等学校では、Jamf Pro導入による自律的なデバイス管理や、補償サービスの見直しを行い、生徒が安全にデバイスを活用できる体制づくりを並行して行いました。
学校法人アミークス国際学園では、教員用Macの導入をきっかけに認証基盤や業務システムのクラウド化も進展。
城南学園小学校では、教員のコミュニケーションツールとしてSlackやNotionを導入しブラウザベースで業務を進行できる環境へアップデート。
「学校を変えるのは先生のアップデートから。先生が変われば授業が変わる。授業が変われば生徒の未来が変わる」というまとめの言葉が印象的でした。
Mac・iPad体験セッション
Apple認定トレーナーであるApple Professional Learningスペシャリストが、Mac・iPadの便利な機能や活用方法を紹介。実際にデバイスに触れながら、基本機能やApple Intelligenceを使って校務や授業をより効率的に進める方法を体験していただきました。
テーマは「修学旅行のしおりを作成しよう」。
自身のデバイス内で安心して使えるApple Intelligenceは、Appleの各アプリケーションにシームレスに統合されており、活用シーンに合わせて即時に呼び出すことが可能です。
今回はPages上で「作文ツール」を使用して文章を作成、添削、Image Playgroundで挿絵となる画像を生成し、修学旅行のしおりを作成していきました。
東京会場の様子。Apple Intelligenceを駆使し、思い思いの内容に仕上げていく様子が伺
えました
大阪会場の様子。2人1組のペアになって内容を作り上げていき、会話が弾んでいる様子が伺えました
MacBook Neo体験ブースも設置。画面の美しさや直感的な操作、スムーズな処理能力、起動の速さを直接体感いただきました。各所で登壇者・参加者同士で情報交換する場面も見受けられました。
まとめ
懇親会では、先生同士で積極的に意見を交わす様子が伺え、終始盛り上がりを見せたまま閉幕となった Teacher’s Summit2026。
計5校によるセッションで共有された実体験や学びは、どれも未来の教育現場を考えるためのヒントに満ちたものでした。後日、セッションごとの詳細なレポートも公開予定です!
Teacher's Summit 2026が、教員の皆さまの「次の一歩」を後押しし、新たな実践につながるきっかけになっていましたら幸いです。Tooでは、そんな先生の一歩を支えるさまざまな支援を展開しています。ぜひお気軽にご相談ください。
記事は2026年8月21日現在の内容です。
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