こんにちは!入社3年目、Apple事業開発部(以下、ABD)の江本です。ABDは、Too全体のApple製品の販売推進を行う部署です。
Tooにはデザイン・クリエイティブ業界を始め、メーカーやIT、教育機関などさまざまな業界のお客様がいらっしゃいます。業界ごとにApple製品のニーズや訴求ポイントが異なるため、幅広いアプローチをしていますが、私は特にエデュケーションアカウント部(教育機関のお客様向けに営業や技術支援を行う部署)と連携して、教育機関向けの取り組みに注力しています。
今回のレポートでは今年4月に開催された、教育総合展「EDIX東京2025」(以下、EDIX)についてお届けします!

EDIXとは、教育関係者向けに開催される日本最大の展示会です。ICT教育や校務DXに関わる機器類や授業で活用できるサービスなど、さまざまなソリューションを持った企業が多数出展します。今年のEDIXの総参加者数は2万人を超え、イベント全体が大きく盛り上がりました。
Tooは、長年デザイン・クリエイティブ業界の制作環境の構築をサポートしてきました。美大・芸大においても同様にサポートをしていますが、近年はGIGAスクール構想の推進から、生徒1人1台デバイスや学校内のICT環境の整備に対するニーズが高まっています。従来の美大・芸大に限らず、幅広く小中高大、学習塾など教育機関のお客様とお付き合いさせていただくようになりました。
EDIXは、教育機関のお客様と直接コミュニケーションを取り、ICT環境の整備・活用状況やそれらに関するお困りごとをうかがえる貴重な場。
私たちTooは、iPad・Macのデバイスを主軸に、アドビ製品や関連サービスも含むお客様の課題解決を提案するため、2011年より毎年出展しています。

今年の出展では「Macで拓く、未来の学び」というテーマで、生徒用デバイス・教員用デバイスの双方の観点から、Macの機能やTooの提供サービスをご紹介しました。
また、今年4月に日本語対応したばかりのパーソナルインテリジェンスシステム「Apple Intelligence」と、画像生成ツールの「Adobe Firefly」を体験できるブースを設置しました。教育業界全体で生成AIへの関心が高まっていることもあり、「Apple Intelligence」というワードに惹かれてブースに来られる方が多くいらした印象です。
参考:Apple Intelligence日本語版が登場!対応機種は?何ができるの?

当日お越しくださった方々からは、
「Apple Intelligenceは入力した内容が学習されないので、生徒も安心して使えそう」
「自分は元々Macユーザーだったので、校務でもMacを利用したいと考えている」
「生成AIはまだ活用シーンが難しいが、特に画像生成は生徒の創造力の向上を期待できそう」
などのお声をいただきました。
Macの魅力を体感いただけただけでなく、教育機関におけるMacの需要やICT環境の実態も確認でき、Tooとしても良い展示になったと感じています。
EDIXの開催は4月末でしたが、社内ではその3ヶ月前から準備を進めていました。私は主に印刷物のデータ作成と整理を担当し、今回新たにMacの訴求点をまとめた冊子を制作しました。

こちらは、お客様との対話の中でMacの魅力が伝わる包括的な資料をご提示できればと思い、企画したものです。
内容については学校担当のセールスメンバーと打合せを行い、商談時に使いやすいものになっているかフィードバックをもらいながら制作を進めていきました。その他にも、製品情報の記載のチェックや冊子のデザインなど、さまざまな部署の社員に協力を依頼し、最終的な入稿データを完成させることができました。
EDIX当日は、ブースでこの冊子を用いて接客する様子が多く見られ、Macを知ってもらう入口としてしっかり機能しているのを実感できました。
このようなイベント出展だけでなく、ABDで行う企画や営業推進はさまざまな部署とコミュニケーションをとることが重要です。また、情報を届ける先にいるお客様を意識することが、何より大切だと今回の経験を通じて再認識できました。伝える情報の取捨選択や、その情報をお客様がどのように受け取るかを考えつつ、今後も各部署と連携を取って情報発信を行っていきたいです。
ちなみに、私は学生時代に芸術支援について学んでおり、中高生との交流機会が多くありました。ABDで直接生徒と関わる機会は少ないですが、こうした仕事を通じて、生徒がよりクリエイティブに学べる環境の構築に貢献できていることに、大きなやりがいを感じています。
今回はEDIXについてご紹介しましたが、他にも教育機関向けに、教員同士の情報交換の場となるイベント「Teacher's Summit」も開催しています。Tooではさまざまな形でお客様へのアプローチができるので、私たちの仕事にご興味を持っていただけると嬉しいです!
以上、ABD江本よりお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!