こんにちは！株式会社Too 採用担当の石川です。
Tooでは就活生向けにさまざまなイベントを開催していますが、今年新たにスタートしたのが「ワークショップ：生成AIとキャリア形成」です。
就活においても生成AIの注目度が高まっており、2月に行ったワークショップでは、多くの学生さんにご参加いただきました。こちらのブログでは、今後の参加を検討されている方向けに、前回の様子をご紹介させていただきます。
対面開催の様子。会社見学の時間もあり、会社の雰囲気を体感できるのはリアルイベントならではです！
開催背景
Tooでは、IT・クリエイティブツールに特化した商社として、Adobe FireflyなどAI機能が搭載されている製品を幅広く取り扱っています。近年は制作現場を始め、ビジネスにおけるAI活用のご提案や情報発信（セミナーなど）を行うことが増えてきました。
そうしたセミナーは、通常お客様向けに行っていますが、「AIに任せられることと人間がやるべきことをどう捉えるか」「AIに指示するための言語化や情報伝達をどのように行うか」については、ビジネスパーソンに限らず、これから社会に出る学生さんにとってもキャリア形成のヒントになる部分が多くあります。学生の皆さんに気軽に生成AIを体験しながら、今後の就職活動・社会人生活の参考にしていただければと思い、本ワークショップを開催いたしました。
ワークショップの内容
当日は生成AIに関する概要説明ののち、3,4名のグループに分かれ、Adobe Fireflyを使った画像生成を体験いただきました。
「◯◯を表す画像を生成してください」というお題に沿って、作業に取りかかります。
各グループで「どんなプロンプト（AIへの指示）を出せば、イメージに合った画像ができるか」「お題の◯◯をもっとわかりやすく表現するには、どんな表現が適切だろうか」など、ディスカッションを重ねて画像を完成させていきます。
グループで意見を出し合いながら、画像を生成していただきます。
ワークショップの最後には、できあがった画像の発表会を行いました。それぞれのグループから、どんな画像を作ろうとしたか、うまくいった点、難しかった点などを発表します。同じお題でも、できあがった画像はまさに千差万別。学生さん同士、お互いの発表に熱心に聞き入る様子が印象的でした。
もちろん、どんな画像を生成するかに正解はありません。けれども、限られた時間内に複数のメンバーで課題に取り組むには、仕事に通ずる考え方が必要です。そこから、長期的なキャリア形成や就職活動と絡めたお話をして、その日のまとめとさせていただきました。
以下、参加者アンケートからの抜粋です。
「思うような画像が出なくて苦戦しましたが、その過程がとても楽しかったです！何度かプロンプトを入力するうちに同じ単語でも画像が変わっていったので、自分たちのディスカッションや考え方の変化を見直すきっかけになりました。」
「生成AIに対して『指示を出したら答えを教えてくれるもの』という偏った印象を持っていたのですが、今回のワークショップでは、一つのプロンプトを入力するだけでも、目的やそれを実現するための思考やプロセスが必要なのだと知れてとても興味深かったです。」
などなど。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました！
ワークショップ終了後には、若手社員を交えた座談会を実施しました。「文系出身でも大丈夫？」「上司や先輩社員はどんな人たち？」など、少人数だからこそしやすい質問も。若手社員からは、社会人経験を経た今だから思う就活アドバイスについても伝えられ、話が深まっていきました。
生成AIは日々進化を遂げており、ビジネスにおいても必要不可欠なツールになっています。Tooが生成AIの開発をしているわけではありませんが、今後のビジネス成長のため、私たち社員もこうした新しい技術を取り入れることが求められています。今回のワークショップは、さまざまな製品を取り扱う商社ならではの視点が活かされたユニークな内容になったと感じています。
次回のワークショップは、6月20日（金）を予定しています。
「生成AIを使うのが初めて」という方も、お気軽にこちらからお申し込みいただけると嬉しいです。皆さまのご参加をお待ちしています！
