3dsmax7.5/combustion4.0.1を使用して、通常2GBのメモリアプリケーション領域を拡張する3GBオプションの設定を検証しました。
* 尚、このテストは株式会社Too内にて独自で行ったものです。メーカーの公式見解ではございませんのでご了承下さい。


3dsmax7.5

*ラジオシティの計算が、メモリ不足エラーで終了する時点の限界のメモリ使用量を計測しました。

Combustion4

*アプリケーションから見えるメモリ量とHD・SDのリアルタイム再生時間を比較しました。


●32bitOSのメモリアドレスについて

通常、32bitOS(WindowsXP,Windows2000など)は、最大4GBまでのメモリアドレスにアクセスできます。更にその内訳として、OSのカーネル部分で2GB,アプリケーション側(ユーザープログラム)で2GBまで、と割り当てが決まっています。よって、いくら多くのメモリを搭載していても、1アプリケーションに対して最大2GBの割り当てになり、アプリケーションを使用する際にメモリ不足でパフォーマンスが出せない、データが読み込めないなどの問題が出ることがあります。

●3GBオプション

・この領域を変更させるのが、いわゆる「3GBオプション」と言われているスイッチになります。

システムのboot.iniを編集して、メモリアドレスのユーザー領域を3GBに増やし、代わりにOSのシステム領域を1GBにして割り当てることができます。

※microsoft boot.ini参考ページはこちら

方法:(boot.iniはバックアップを取っておいて下さい)

・boot.iniの編集は、誤るとシステムの起動ができなくなるなど致命的なエラーを起こす場合があります。お試しになる際は、必ずご自身の責任の範囲内で行っていただけますようお願いいたします。

1.boot.iniを表示させる(通常は隠しファイルになっているので、ツールのフォルダオプションで、全てのファイルを表示し、
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」をチェックを外して表示させる)

2.C:\boot.iniとういうファイルが表示されたら、プロパティでboot.iniの読み取り専用を解除する

3.エディタで開き、最後の行の fastdetect の後に /3GBとつけて、保存する

4.再起動

注意点:

・3GBオプションを適用しても、全てのアプリケーションで有効になるわけではありません。アプリケーション側で3GBオプションに対応している必要があります。combustion4は4.0.1のパッチを適用しないと3GBが有効になりません。

*3dsmax7.5での今回の検証は、3GBを超える負荷を確実にかけるために、radiosityの計算を使用しました。その他のシーンや機能での検証は行っておりませんのでご了承下さい。

・OSで使用するメモリアドレスとして、基本動作に約400MB、グラフィクスカードのVRAM(これは搭載メモリの倍のアドレスを使用するため、256.MBのメモリ搭載ボードは512MB使用します)、その他IEEE1394やカード類などの各種デバイスなどがあります。これらのOSで使用するメモリの合計が1GB超えるようであれば、3GBオプションにしたことによって逆に不安定になる場合がありますのでご了承下さい。